原材料
乳製品(スキムミルク、ホエイプロテイン濃縮物、ホエイパウダー、ミルクカゼイン)、菜種油、パーム油、マルトデキストリン、鶏卵粉、イヌリン、ビートファイバー(特定保健用食品)、ビフィズス菌培養代謝産物、ヨーグルトパウダー、納豆粉末、フィッシュペプチド、ラクチュロース、乳酸菌生成エキス(乳酸菌16種類配合)、ビフィズス菌3種
成分値
粗蛋白質15%以上 粗脂肪7%以上 粗繊維18%以下 粗灰分7%以下 水分10%以下
代謝エネルギー263kcal/100g
給与方法・給与量(一日量)
体重5kgにつき1.5gを、食事に混ぜるかそのまま与えます。
添付の2ccスプーンすり切り一杯は約1.2g、5ccスプーンすり切り一杯は約3gです。
給与方法
食事に振り掛けたり、そのまま舐めさせたり、温水に溶いて与えます。
与え始めてから数日は便が軟らかになる事があります。
給与量は年齢・健康状態などで適宜加減下さい。
機能成分詳細(1)
ビフィズス菌 Bifidobacterium
本品には動物の腸管より分離した動物種の次のビフィズス菌三種類の生菌を配合しました。
Bifidobacterium thermophilum
Bifidobacterium animalls
Bifidobacterium pseudolongum
1.
グラム陽性多形性桿菌で、偏性嫌気性菌、形状はY字状、V字状、彎曲状、梶棒状。
2.
芽胞を形成しない、非運動性、カタラーゼ陰性。発育適度は36〜38℃。
3.
ブドウ糖を発酵し、酢酸1.5:乳酸1の比率で生成し炭酸ガス、酪酸、プロビオン酸は生成しない。
4.
腸内感染の防御、腸内腐敗の抑制、各種ビタミンの合成等に種々重要な役割を果たしています。特筆されるのは宿主に対して全く無害で専ら有益な作用のみを持っている細菌と結論されてます。
5.
ビタミンB1、B2、B6、K3、ビオチン、パラアミノ安息香酸、葉酸、パントテン酸、ニコチン酸を合成。
6.
更に食物繊維と投与する事によりビタミンB1、B2、B6、ニコチン酸、パンテトン酸、の合成量がより一層増加します。しかもこれらビタミンは良く吸収されるようになります。
7.
抗生物質を投与すると腸内菌叢が抑制されてビタミンB2欠乏症による口角炎がしばしば観察されるが、ビフィズス菌の応用により改善が期待出来ます。
8.
腸内で増殖し、糖を分解して乳酸、酢酸を作ります。これらの酸は腸管蠕動運動を盛んにして便秘の解消に役立ちます。ビフィズス菌は腸内からペットを美しくします。
9.
免疫グロブリンA等の免疫物質の産生を高めるため、感染防御等に期待が出来ます。
10.
高齢期には減少するのでビフィズス菌補給は老化防止に役立ちます。
11.
ビフィズス菌は約7日間腸内に滞留し序々に排泄されます。
乳酸菌生成エキス(バイオジェニックス)
本品に配合した乳酸菌生成エキスは次の乳酸菌16種類が分泌するエキスと乳酸菌16種類の死菌体から構成されるものです。
身体の外部から善玉菌を取り入れるだけでなく、犬猫が生まれたときからもっている自分自身の善玉菌に働きかけ腸内細菌バランスを良好に改善する事が大切になります。
1.
乳酸菌16種類の一覧
ラクトバチルス.クルブァータス(BSC.001株)
ラクトバチルス.クルブァータス(BSC.002株)
ラクトバチルス.カゼイ(BSC.003株)
ラクトバチルス.ゼイ(BSC.004株)
ラクトバチルス.アシドフィルス(BSC.005株)
ラクトバチルス.アシドフィルス(BSC.006株)
ラクトバチルス.プランタラム(BSC.007株)
ラクトバチルス.プランタラム(BSC.008株)
ラクトバチルス.プランタラム(BSC.009株)
ラクトバチルス.ファーメンタム(BSC.010株)
ラクトバチルス.サリバァーリュス(BSC.011株)
ラクトバチルス.サリヴァーリュス(BSC.012株)
ラクトバチルス.ブレヴィス(BSC.013株)
ラクトバチルス.ブレヴィス(BSC.014株)
ラクトバチルス.ラムノーサス(BSC.015株)
ラクトバチルス.ラムノーサス(BSC.016株)
2.
乳酸菌生成エキスは16種類の乳酸菌を独自の発酵技術を用い共棲培養します。無農薬・無化学肥料栽培の大豆の豆乳を培地に一年間熟成させた後に、乳酸菌の発酵産物を抽出したものです。この発酵産物の中には、生きた乳酸菌ではなく、乳酸菌の分泌物(乳酸菌が作りだすエキス)と菌体物質(乳酸菌の細胞物質)が含まれます。一般的には生菌の乳酸菌素材が多いですが、外来菌はたとえ腸に届いたとしても通過菌となり、そのほとんどは定着しません。
近年は「生きた乳酸菌」よりも死菌体や発酵産物の方が、整腸作用や生体機調整に効果が高いという研究も出てきております。(バイオジェニックスの理論根拠)
3.
現代の医療では乳酸菌生成エキスが補完代替医療の素材として、便秘や下痢、各種胃腸疾患、がんやアレルギー疾病、生活習慣病、歯医者分野など多岐にわたる目的で利用されています。
4.
乳酸菌生成エキスの機能性には、大きく分けて「腸内フローラーの改善」と「免疫機能調整」があります。「腸内フローラーの改善」:便通改善に始まり、消化吸収・血液浄化・解毒作用の向上を促進し全身健康の基礎になります。
「免疫機能調整」:腸管には免疫系の要であるリンパ球の約60%が存在しており、腸管は「犬猫最大の免疫器官」といえます。
乳酸菌生成エキスには、その腸管免疫細胞に働きかけ、全身の免疫バランスを整える作用があります。
納豆粉末(納豆菌) Bacillus subtilis nato
1.
胞子を有するグラム陽性桿菌で、好気性〜通性嫌気性菌。芽胞を形成する。
2.
納豆菌は消化器官・呼吸器の腔壁に付着し増殖し、10日間内外滞留して活性菌として作用した後に大部分は生菌のまま排泄され、その間に副作用を起こすことがない。
3.
納豆菌は変異変性がなく、微生物の中で最も安全性の高い菌です。
4.
納豆菌は自分自身が産生する物質を菌体外に排泄したり分泌する特性があります。
ビタミンB12、B2、B6、K6、ビオチン、葉酸、バクテリオシン、ジピコリン酸等を合成する。アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、ラクターゼ等の消化酵素を合成し消化を促します。
5.
整腸作用と下痢予防効果:納豆培養物(納豆粉末)に含まれる様々な有用成分が乳酸菌やビフィズス菌を増殖し、サルモネラ・黄色ブドウ球菌等の病原菌を抑制を促します。
6.
納豆菌には犬猫の体内にある過剰な薬物・重金属等の有害物を体外に排泄する作用があります。
機能成分詳細(2)
ビフィズス菌培養代謝産物
1.
発酵代謝物として抗菌作用のある乳酸・酢酸や生理的に優れた機能を持つ未知の物質を含みます。
2.
乳酸菌は菌体内に活性度の高い蛋白質分解酵素を多量に含みます。
3.
腸内の善玉菌の増殖を助けると推察されます。バイオジェニックス効果が期待されます。
ヨーグルトパウダー (発酵乳粉末)
1.
脱脂粉乳を乳酸菌発酵後に殺菌しそのまま乾燥した乳成分100%の発酵乳粉末です。
増量剤および食品添加物など一切使用しておりません。
2.
乳酸菌は菌体内には活性度の高い蛋白質分解酵素を多量に含み、腸内の善玉菌の増殖を助けると推察されます。バイオジェニックス効果が期待されます。
ラクチュロース
1.
腸内に生息するビフィズス菌、乳酸菌等の善玉菌の食物はオリゴ糖類や食物繊維です。
これらの成分は「善玉菌増殖因子」と呼ばれます。腸内で善玉菌を増殖させるのには「善玉菌増殖因子」の給与が不可欠です。
2.
善玉菌増殖因子には、ラクチュロース、フラクトオリゴ糖、ラフィノース、マルトリオース等のオリゴ糖や乳糖、イヌリン、食物繊維、シスチン、パントテン酸などがあります。善玉菌を増殖して様々なストレスを癒し食欲増進します。お腹の健康に大切な成分です。
イヌリン
1.
イヌリンは多糖類系の水溶性食物繊維です。広く自然界に分布していることが知られており、ゴボウ、ニラ、ニンニク、キクイモ、チコリなどに含まれる天然成分です。昔より人間が食してきた安全性の高い素材です。
2.
イヌリンは食物繊維のフラクトオリゴ糖FOSとポリフラクタンから構成されます。イヌリンは難消化性の繊維であり大腸まで到達し、腸内に生息するビフィズス菌のような善玉菌の餌として効率良く利用され、腸内環境を改善します。イヌリンはいわゆるプレバイオテックス効果をもつ水溶性食物繊維です。
3.
その他にイヌリンには整腸作用や血糖値の上昇抑制作用、ミネラルの吸収促進作用があります。
ビートファイバー (特定保健用食品)
1.
ビートファイバーは薬品を使用せずに衛生的に生産された天然物です。
ペクチン、ヘミセルロース、セルロース、リグニンの水溶性と不溶性の繊維から構成されます。色々ある天然の食物繊維源の中では最も高い繊維含有量です。
また野菜由来の繊維質組成を自然のまま保持していますので、自然の食物繊維形態で犬猫に給与できる特長があります。
2.
ビートファイバーの栄養生理的効果
ビートファイバーは犬猫の消化酵素により分解されずに、大腸に到達する食物繊維です。
善玉菌の栄養になったり、善玉菌の住みかになり善玉菌の増殖に役立つプロバイオテックスです。消化管との物理的・化学的相互作用を介して様々な栄養生理的効果を発現します。
供給元情報
AminoComplex Labo は、当店オリジナル製品です。
原産国:日本