原材料/成分値
乳清タンパク質、スキムミルク、ミルクプロテイン、デキストリン、植物油脂(大豆油、パーム油)、卵黄粉末、鶏レバー加水分解物、高グルタチオン含有酵母、ケルプ、スピルリナ、ビタミンC、α-トコフェノール、ビタミンB6、ビタミンB2、γーオリザノール、β-カロチン、緑茶抽出物、有機亜鉛、有機銅、有機マンガン、有機セレン
粗タンパク質16%以上
粗脂肪18%以上
粗繊維2%以下
粗灰分5%以下
水分5%以下
446Kcal/100g
活性配合成分
低分子抗酸化ビタミン
ビタミンE・・・・・・体内の油溶性空間での抗酸化作用を発揮します。
ビタミンC・・・・・・体内の水溶性空間での抗酸化作用を発揮します。
ビタミンB2・・・・・活性酸素により酸化された過酸化脂質を分解無毒化します。
β-カロチン・・・副作用のない抗酸化成分
有機態抗酸化ミネラル
有機亜鉛・・・・・・SOD酵素をはじめとする200種類以上の体内酵素必須構成成分。
有機セレン・・・・抗酸化作用はビタミンEの500倍と言われています。グルタチオンペルオキシダーゼの必須構成成分です。
有機銅・・・・・・・・SOD酵素の必須構成成分です。
有機マンガン・・・SOD酵素の必須構成成分です。
緑茶抽出物
ビタミンC、E、カテキンなどの低分子抗酸化成分を含みます。安全性が高いことが知られています。
γ-オリザノール
米に含まれる抗酸化成分です。α-トコフェノールの数十倍の抗酸化作用があることが知られています。
α-トコフェノールと共存することで抗酸化作用が増強することが知られています。
高グルタチオン含有酵母
動植物の組織内に存在するアミノ酸系抗酸化成分であるグルタチオンを含みます。
過酸化脂質生成抑制作用、すでに発生した過酸化脂質分解無毒化作用があることが知られています。
スピルリナ
β-カロチン、フィコシアニン、亜鉛などの強力な抗酸化成分を含みます。
本製品のグリーンの色はスピルリナに含まれるクロロフィル(葉緑素)の天然色であり、クロロフィルには強力な抗酸化作用があることが知られています。
ケルプ(アスコフイラムノドサム)
低分子抗酸化ミネラル成分の亜鉛、セレン、銅、マンガンなどを多数含みます。
低分子抗酸化ビタミンのビタミンE、C、B2、β-カロチンを含みます。
大豆油
天然トコフェノール及び9種類のフラボノイド誘導体(イソフラボン配糖体)を含みます。
パーム油
大量の天然トコフェノールを含みます。天然トコフェノールは合成トコフェノールより抗酸化活性が高いことが知られています。
卵黄粉末
多量の天然β-カロチン、α-トコフェノール及び亜鉛、銅を含みます。
鶏レバー加水分解物
多量のグルタチオンと亜鉛、銅を含みます。
スキムミルク
多量のビタミンB2,亜鉛、銅を含みます。
給与量(一日量)
体重1kg当たり1日0.2g
犬の年齢、犬種、健康状態、環境、食事内容などにより加減してください。
体質に合わない場合は使用を中止してください。
抗酸化物質 考察
◆◆抗酸化物質の種類
生体内の活性酸素やフリーラジカルの消失は酵素反応によるものと低分子抗酸化物質によるものとがあります。食物との関わりでは利用価値の高い低分子抗酸化物質が大切です。
天然抗酸化物質→高分子抗酸化物質(酵素類)分子量:3000以上・・・生体内に存在
SOD(スーパーオキシド・デイスムターゼ)、カタラーゼ、GSH-Px(グルタチオン・パーオキシダーゼ)、G6PD(リン酸グルコース・脱水素酵素)
天然抗酸化物質→低分子抗酸化物質 分子量:200〜400以内・・・食物由来
ビタミンB2、C、E、フラボノイド類、タンニン類、ポリフェノール類、カロチン類、アミノ酸誘導体
☆低分子抗酸化物質の大部分は植物性の食品に含まれます。
◆◆低分子抗酸化物質を多く含む食品
ビタミンE(大豆、麦芽、胡麻)、ビタミンC(柑橘類、パセリ)、β‐カロチン(人参、南瓜)、サポニン(大豆)、ルテイン(卵黄)、タンニン類(茶、紫蘇、よもぎ)、フラボン類(大豆、甘草、香辛料)、アミノ酸誘導体(ニンニク)、グルタチオン(ビール酵母)、フコキサンチ(昆布、ワカメ、ヒジキ)、
直射する強烈な太陽光線を浴びて植物は繁茂しています。
動物は強烈な直射太陽光線をあびせられると病気になります。
この違いは、植物体内には太陽紫外線により発生する活性酸素の障害から身体を守る防御機能を持っているからです。その防御機能とは即ち低分子抗酸化物質であるわけです。
犬猫は植物が持っている低分子抗酸化物質をそのままでは蛋白質等の高分子化合物と重合状態で存在するので数%しか消化吸収することが不可能です。 草食動物が植物を食べ発酵され半分消化した状態の植物をとることが良いのですが現代ではなかなかそれも不可能なのが現実です。
◆◆低分子抗酸化物質の生理作用
●ビタミンE
1. 脂溶性空間において活性酸素消去の中心的役割を果たしています。細胞膜内で脂質の過酸化反応を抑制します。
2. 血中コレステロールの表面の脂肪膜が過酸化することで粘度を増し、血管壁にこびりつき動脈硬化を引き起こすと言われています。血中に存在するビタミンEは血中コレステロールの過酸化脂質化を妨げ、動脈硬化、心筋梗塞を予防します。
3. ビタミンEは生活習慣病や老化予防、不妊を防ぐ栄養素として期待されている溶脂性ビタミンです。
●ビタミンC
1. ビタミンCは水溶性が高いため血漿中に遊離な型で存在します。血液をはじめとする水溶空間においてグルタチオン同様に効果的な抗酸化物質として注目されています。
2 ビタミンEとの併用でビタミンEの過酸化物質分解や活性酸素消去無毒化する作用を倍増させます。
3. コラーゲン生成と保持、インターフェロン分泌促進しガンやウィルス性肝炎に対する免疫力を高め、副腎皮質ホルモンの生成促進し、ストレスに強い健康体を作ります。
4. 犬は加齢にともないビタミンCの合成能力が衰えるため食事よりの補給が必要となります。
●ビタミンB2
1. ビタミンEを単体で使用するのに比べ、ビタミンC、B2、B6を複合的に使用することで活性酸素除去ならびに過酸化脂質分解無毒化作用が飛躍的に向上します。
2. 脂質代謝や糖質代謝を促進します。
3. 健康な皮膚被毛を作り、成長促進します。細胞の再生を助け、粘膜の保護をします。
●ビタミンB6
1. ビタミンE、C、B2、B6を複合的に使用することで抗酸化作用は飛躍的に高まります。
2. タンパク質代謝の主要ビタミンです。
3. 免疫機能を正常に維持し、皮膚病を予防します。
●β‐カロチン
1. 緑黄色野菜・橙色系果実・海藻類・甲殻類などに含まれているカロチノイドは約600種類あり、β-カロチンは体内でもっとも効率的に働くカロチノイドで、抗酸化作用が強力です。
2. 活性酸素の生成を抑制し、ガンや老化を防ぐ作用のあることが知られています。
3. 皮膚や粘膜の健康維持、免疫力強化などのさようがあります。
●グルタチオン
1. グルタチオンは動植物の組織内に存在するアミノ酸系抗酸化成分です。
2. 白内障、角膜腫瘍、薬物中毒、妊娠中毒症、白血球減少症、風邪、気管支炎などの臨床に応用されています。
●カテキン(ポリフェノール)
1. カテキンはタンニンの1種類であり、通常カテキンと呼ばれるものは粗カテキンであり4種類のカテキンを含有します。その中でエピガロカテキンガレートEGCgが1番強い抗酸化作用を示します。
2. カテキンの油脂に対する抗酸化作用はビタミンEの20倍と言われています。
3. カテキンの活性酸素除去能力はpH4以下の酸性領域では低く、pH6以上で飛躍的に向上します。
4. カテキンは生体内でも抗酸化作用を示します。
◆◆食物中の主な微量元素と抗酸化作用
●亜鉛
1. SOD(スーパーオキシドディスタムターゼ)の金属成分です。SODは活性酸素毒性から生体機能を防御する重要な抗酸化酵素であり、抗酸化防御システムの中心的役割を担っています。
2. すべての動物において、組織のSOD活性をエネルギー代謝率で除した値は動物の潜在寿命に正比例することが知られているように、健康維持には大変重要です。
3. 亜鉛結合タンパク質(メタロチオネインMT)は細胞核内でも抗酸化作用を発揮しDNAを守ります。
4. 高齢犬は総エネルギー摂取量が減少するにともない亜鉛摂取量も減少し、亜鉛不足になる傾向があります。
●セレン
1. GSH-Px(グルタチオンペルオキシダーゼ)の金属成分です。
2. GSH-Px過酸化脂質を還元毒性化して生体機能を防御する重要な抗酸化酵素です。
3. セレンの抗酸化作用はビタミンEと共存することで増幅されます。
●銅
1 SOD(スーパーオキシドディスタムターゼ)の金属成分です。
2. 活性酸素毒性から生体機能を防御する以外にもヘモグロビンの合成を助け、貧血の予防。メラニン色素の合成に関与。水銀、カドニウムなどの弱毒化。などが知られています。
●マンガン
1. SOD(スーパーオキシドディスタムターゼ)の金属成分です。
2. 活性酸素毒性から生体機能を防御する以外にも骨形成関与。糖質、タンパク質、脂肪の代謝酵素の構成成分。甲状腺ホルモン、インスリンの生成に関与。などが知られています。
供給元情報
AminoComplex Labo は、当店オリジナル製品です。
原産国:日本